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(無題)

 投稿者:U子  投稿日:2019年 6月20日(木)02時59分26秒
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  鈴木ほのか様

お手紙見ていただきましたでしょうか?
名古屋公演2日目に観た感想を書こうと思ったのですが、時間がなくて書けなかったの掲示板に2回観た感想を書き込みます(難しいことはわからないのですが・・・・・・)

9日昼公演では無かったのですが、19日夜公演では結婚式のテナルディエ夫妻のシーンで手拍子が起こり、盛り上がりましたね。

19日は前の方の席だったので表情がよく見えました。
前回公演よりも本当に悪い顔してますね。
コゼットをいたぶる憎憎しげな表情
夫をこき下ろし包丁を振り回す妻
コゼットの値上げ交渉をする強欲な顔
窃盗団の女ボスが捕まった時のふてぶてしさ
結婚式に場違いな格好で現れ素性と盗みががバレても居直る根性

帰りに興奮冷めない観客の1人が「ジャベールが最後のシーンに出てこないのは自殺したからだよね、天国へ行けなかったんだね」と話しているのを耳にして、なるほどなぁと思いました。
前回公演で、私が「この人はいつかジャベールになる」と思った人が、本当にジャベールになっていたので嬉しかったです。

前回公演よりも、無理に笑いを取りに行く演出がなくなったように思いましたが合っていますか?
ウケを狙って笑いを誘うより、動きや表情で道化る方がスマートで私は好きです。

レミゼラブルは前回公演からしか観ていませんが、奴隷のような懲役生活、犯罪者の出獄後の差別問題、所得格差、労働問題、職場でのイジメ、売春、児童虐待、詐欺、窃盗、デモ隊の武力鎮圧による死傷者、等々、陰惨な内容にもかかわらず、多くの人に長く支持されている要因の一つが音楽の美しさだと思いました。
重々しくても綺麗なメロディー、あるいはアレンジが、観客の心を黒く覆う影に差し込む光のように感じるのです。

特に御園座は去年できたばかりのせいか、合唱する声が美しく聞こえました。

衣装にしても殆どがくすんでいて、舞台全体が暗く煙ったようなのですが、照明が効果的に使われていて、暗闇に交差する光の筋や光の輪や光の束が、登場人物をより鮮明に印象的に照らしています。

音楽も含めて、舞台の一瞬一瞬が、影と光をうまく表現した絵画のようです。

この作品では司教までもがジャンバルジャンの魂を銀の燭台で買うと表現するんですね。本当に意味するところや意図はよくわからないけれど、女を買い、子どもを買い、魂まで買われてしまうんだと、単純に思ってしまいました。

御園座は昔から独特の朱色で有名な劇場です。「これでもかっ」ていうほどの赤ではない朱色。また現在の劇場は隈研吾さんの作品です。これから始めて行かれる方は建物も楽しんでください。

ほのかさん、名古屋公演ラストまで、そして次の大阪、福岡公演も、無事に演じ切ってください。
 
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