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マダムの魅力が全開です

 投稿者:みっき  投稿日:2019年 5月25日(土)23時42分8秒
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  ほのかさん、事務局様、こんにちは、みっきです。
昨日、レ・ミゼラブルを観てきました。

何度、拝見してもこの舞台は毎回、違う輝きを放っていて自分の見ている場所というか・・・
居場所も違うような気がします。

そして、その居場所には必ず魅せられる何かがあって新しい感情が心の中で生まれ膨らみます。
この感覚に至ることが私は楽しみで、また帝国劇場まで足を運んでしまいます。

ミュージカルは、昔と比べたらとても手軽で親しみやすい環境になり、劇場に足を運びやすく
なったと感じます。
以前のミュージカルはもう少し、重い作り方をされていたように思います。
かつては衝撃的なシーンで、その場所にくぎ付けになってしまい、身動きできなくなるような
感覚になることもありました。

今のミュージカルは、体を突き抜けてしまうような鋭利な演出をしない分、1カットだけに
引きずられることなく、芝居を見ている視野は、限りなくその時代背景全体を見渡せるほど
広がりを見せます。

あぁ、こんな見せ方があるんだなぁ~~、今回、レミゼを見て舞台もさることながらその演出に
も感動をしてしまいました。

役者さんって自分の役にのめり込んでいくと役のイメージに自分自身がどんどん入り込んで
いきその役者さん独自の人間性が出来上がりますが、舞台本番になれば出演者全員が観ている
お客さんに120%のパワーでぶつかってきますから、芝居にも重量感が出やすくなりますよね。

まぁ、これはこれで良くて、見るたびに違う、役者の個性的な演技が光る訳です・・・舞台が
生き物と言われる理由でもありますね。
逆な見方をすれば、役者さんの演技の上手い、下手も出やすくなってしまい、誰かが批判の的になることもあります。

今回、レミゼを見て感じたのは、バランスの良さです。
どこか一か所に重さが偏らずテンポよくストーリーが進むため、舞台そのものをとても楽しんで
拝見できました。

しかぁし、オタクでマニアックな私は・・・・ははぁ~
これって演出を担当した方が、かなり細かな指示をだしていて、表現しなければいけないこと、
伝えなくてはいけないことを指示したんじゃないかな??・・・
と裏側を透かし見してしまいます(笑)

お芝居全体の重量を落とすって、一見すると質が落ちたとか、手を抜くといった勘違いする
かもしれませんが、バランスを取らないとミュージカルとして成り立たなくなるので、
かえって難しいと私は思っています。

昔、私がミュージカルを見始めた頃(今からン十年くらい前かな?・・)、帝国劇場へ行くと
パーティードレスのような出で立ちのおば様たち、男性はスーツ・・・かなりの格調の高さで、
ジーンズにTシャツなんてありえなかった(笑)

実際、私、ジーンズで劇場に入り、知らないおば様から注意されたことがありました(笑)
客席への飲食物の持ち込みも昔は禁止だったような気がします。

昨日、幕間の休憩時間にトイレに向かう女性の列を見ながら、トレンドの変化を改めて
感じました(笑)
そこで?って思うかもしれませんが、女性のファッションって一番、現代を反映している
気がする訳です。

ミュージカルがより身近に大衆演劇の一分野として受け入れられることで、もっと発展して
くれたらいいなぁ~・・・
だって、日本のミュージカルってチケット代だけは、依然として格調が高いじゃない
ですかぁ(ToT)

ブロードウェイのように当日券はハーププライスにしちゃうとか、帝国劇場もスタンプカード
作って、10回見たら1回無料観劇とかやってくれないかしら??

ミュージカルが大好きな客は、1公演で10回くらいのリピート観劇は普通にしますからね・・・(笑)

さてぇ・・・、ほのかさんのことに触れる前に、だらだら書いてしまいました。

昨日は、舞台を見た人にしか判りませんが、駒田テナのスーパープレーが出ました!
ほのかマダムのぶちまけた、銀の皿?をオケボックスへの落下寸前のダイビングキャッチ!!

狙った訳じゃないですよね?あれ??
ほのかマダムも演技ではなく、素で手を叩いていたような・・・そしてそれでもしらじらしく
天井を見上げるお二人に吹き出しました(笑)会場もどっと笑いましたね(笑)

テナルディエ夫妻の存在は、レ・ミゼラブルの世界観の中では異色です。
このミュージカルに二人がどんな挟み込みをするかで、レミゼ全体の景色も違って見えるので
大切な存在になる訳です。

芝居の中では、底辺の世界でもたくましく生き、悪党になって世の中を欺き、人を欺き生きて
いる姿が印象的ですが・・・若い時はどうだったんでしょうね?

実は、この若き日のマダムを想像してみたいと思うのは、私は、ほのかさんのマダムだけ
でした。

会えると夢見てたプリンス・・・この歌いだし。
そして、どこまでも純粋にマリウスを想ったエポニーヌの母親です。

エポニーヌのDNAはマダムから引き継がれているなら、きっとマダムにも純粋な美しい時が
あったと・・・そんな想像をしてみたい(笑)

そして美しいままではいられない時代背景が、マダムの心をひん曲げたに違いない!!
そう思いたくなるマダムテナなんですね、ほのかさんは(笑)

今まで見てきた、ほかのマダムはもう最初っからの悪党でいいんです。下品でいいんです。
でもほのかさんのマダムは、芝居の中での時間の流れとともに、悪党加減が変化していく様を
感じていたいです。

最初は酒場(宿)のマダム、次はスラムで強盗を企てるマダム、最後は死体から金歯や貴金属を
盗んで贅沢を手に入れるマダム。

この3つのシーンで、私の中では悪党加減と人間の持つ心の変化を覗いてみたいです。
あ・・・演技してって意味じゃないですよ(笑)
でも、特にマリウスとコゼットの結婚式で着飾ったマダムは、スラムに居たときとはイメージが
違って見えます。
時間の経過が表現されていると思いましたけどね・・・

個人的には、どんなに汚れた時代を生きたとしても、マダムの女の一面に魅せられたいですね。
たぶん、レミゼの時代に私がいたら、騙されて全てを失うパターンですかね(笑)

ほのかさんへの一番の感謝は、このレミゼで3つの大きな視点を頂いたことです。
コゼットの目線でこの時代を生き、ファンティーヌの視点でこの時代のフランスを見渡し、
マダムの視点で狡猾に生きた。
様々な視点でこの芝居の世界に誘われ、心揺さぶられ、涙した30年でしたね。
一生涯の大事な宝物ですよ、レ・ミゼラブル(^^)

自分が天に召される時が来たら、歴代のすべてのレミゼラブルのプログラムは棺に入れて
持っていくんだ(笑)
出棺の時は、One Day Moreを流してもらって(笑)
もう自分の終活までレミゼ一色の予定です。

あ・・・でもまだ、当分召される予定がないので、もっとお気に入りができたら差し替わるかもしれませんけど・・・

そんな訳で、ほのかさん!!ありがとうございました。
魅力的なマダムテナルディエでしたよ~!!

 
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