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 投稿者:萩の月  投稿日:2019年 4月19日(金)23時58分13秒
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  「レミゼラブル」プレ公演を観てきました。前回公演から新しいキャストも加わって
意気込み充分な公演は、新しい息吹が感じられて、これからの進化が楽しみです。

ほのかさんのマダムは前回公演よりさらにミゼラブルの世界に馴染んでいて、その力強い生き方は、マダム・テナルディエという役の方からほのかさんに歩み寄っているようにさえ感じられました。
戦争と極度の貧困、不道徳で抜け出す望みのない社会だけれど、嘆いていても仕方ない。劣悪な現実に悪態をつきながら、それでも家族への身勝手な愛情だけは持っている。長いものに巻かれることに躊躇いもなく、隙があれば逃さず喰らいつく、自由で力強い女性。ほのかさんが演じるマダム・テナルディエは、まさに物語の舞台となる腐敗の時代を象徴する人物です。もっとも、そんなマダムもほのかさんが演じると舞台映えのする可愛らしさが残ってしまうのですけれど・・・。苦悩するバルジャンや、理想を掲げて戦う学生達をせせら笑うような生き様は、作品の世界観をしっかりと支えていました。
今回の旦那様は初共演の斎藤司さんでしたが、ほのかさんマダムと対象的な小ずるい悪賢さが似合う恐妻家に見えました。絶妙なバランスが新しいテナルディエ夫妻だったと思います。他のキャストだとどうなるのか、4人に増えた旦那様との組み合わせの違いも楽しみです。

プレ公演は初めての体験でしたが、客席には観劇歴の長いお客様が多かったようです。ほのかさんのマダムも「変わった!!」「迫力が増した!!」と評判でしたが、これは「これまで以上に素敵だった、楽しかった。」という意味のようです。客席でこれまでの公演と比較してみるのは、歴史のある「レミゼラブル」ならではの楽しみ方ですけれど、演じる役者さんには厳しいことかもしれません。そんな中で、役どころを変わりながら舞台に立ち続け、前進し続けるほのかさん。その役者としてのパフォーマンスの高さと精神力の強さは、観る者の感動を呼び覚ます魅力に溢れています。この瞬間に客席にいられることの幸せを感じることができる役者さんだと思いました。今回の「レミゼラブル」公演も、できるだけ客席にいて、ほのかさんのマダムを応援したいと思います。
長い公演ですけれどお体に気を付けて頑張ってくださいね。応援しています!
 
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